咳・痰
2018.11/21

マイコプラズマ肺炎の感染経路、発症までの期間、感染力、症状、検査法、治療法、予防法について取り上げ、私の体験記をご紹介しています。

11月~12月に注意!私のマイコプラズマ肺炎体験記

マイコプラズマ、聞いたことはある

風邪がいつまでたっても治らない。
何だか咳がずーっと続いていて止まらない。
むしろ咳が酷くなってきた。。

それって、実はマイコプラズマ肺炎かもしれません。

今回のコラムは、マイコプラズマ肺炎について取り上げます。
私の体験記も書かせて頂いています。

マイコプラズマという病原体は肺炎を引き起こす

「その症状、マイコプラズマが原因によるものですね。」

マイコプラズマ?
病院でお医者さんの口からそんなことを言われたら少しびっくりしますよね?

でも、ご心配なく。
正確に病気のことを知れば恐れることはなし、ですよ。
早速、ご説明します。

マイコプラズマは、細菌とウイルスの中間の性質と大きさを持った病原体で、この病原体が気道に感染するとマイコプラズマ肺炎を引き起こします。

今まで5歳から14歳までが発症年齢と言われていましたが、乳幼児や大人にも発症がみられるようになりました。

かつては4年に1回のオリンピック開催年に流行るので、オリンピック病などと言われていましたが、最近では、年間を通じて発症し、特にこの11月~12月に患者数が増える傾向にあります。

マイコプラズマ肺炎を正しく知ろう!

マイコプラズマ肺炎は具体的にどのような病気なのでしょうか?

感染経路 家族や会社など接触の多い集団の中で、マイコプラズマ肺炎になった人の咳やくしゃみを浴びることから感染する飛沫感染や感染した人が触ったものに触れて感染する接触感染があります。
発症までの期間 約2~3週間の潜伏期間(長くて1ヵ月)です。
感染から発症までの潜伏期間が非常に長いことが特徴です。
感染力 感染力は、一般の風邪ほど強くありません。
症状 マイコプラズマ肺炎の症状は、頭痛や倦怠感、38℃以上の発熱、ゼイゼイ、ヒューヒューとした激しい咳(しつこくて乾いた咳)です。
咳は、すぐに出るわけではなく、徐々に強くなっていくのが特徴です。
ほとんどの人は、発症してから1週間ほどで症状がよくなりますが、一部の人は、重症化します。
重症化の症状としては、熱が下がった後も3~4週間ほど咳が続き、その咳は乾いた咳から痰の絡まった咳に変化します。
大人になると重症化しやすいと言われています。

※他の肺炎と比べると比較的症状が軽いので、乳幼児は上記の症状を起こさずに風邪程度の症状で済む場合もあります。
その反面、初期症状が風邪、またはインフルエンザと類似しているため医師の診察で見過ごされやすく重症化してしまう場合があり注意が必要です。
検査法 胸部レントゲン検査や血液検査となります。
治療法 主にマクロライド系の抗菌薬を服用し治療します。
(肺炎が強い場合は気管支拡張薬も使用)

※1990年代までは、このマクロライド系の抗菌薬でマイコプラズマ菌は死滅していましたが、2000年以降マクロライド抗菌薬では死滅しないマイコプラズマ耐性菌が増えてしまったことにより、耐性があるマイコプラズマ肺炎には、ニューキノロン系、テトラサイクリン系の抗菌薬が処方されるようになりました。

ただ、この抗菌薬は8歳以下の子供が服用してしまうと、骨や歯の発育に多大な影響を与えてしまうため、基本的に処方されません。
この年代のお子さんをお持ちの方は、医師の判断で別の治療薬を処方してもらい、服用することになります。
予防 手洗いとうがいを徹底してください。
風邪の予防と同じで、基本的なことですが、外出先でも家に帰ってからも手洗いうがいを徹底しましょう。
うがいの際には、いきなりうがいをすると、喉の中にばい菌が入ってしまうため、先ずは口の中を濯いでからうがいをすることをお薦めします。

すでにマイコプラズマ肺炎に感染している方は、マスクをして咳エチケットを心掛け、感染が広がるのを防ぎましょう。

私のマイコプラズマ肺炎体験記~風邪ではなくて肺炎だったとは!~

実は、私もうん十年前の冬にこのマイコプラズマ肺炎に罹ったことがあります。

当時、会社の先輩との付き合いでどうしても飲みにいかなければならない用があり、少し熱っぽいなと思いながらも無理してお酒を飲んでいました。

うちに帰って熱を測ると37℃後半の熱が出ており体がとても怠い。
すぐに近所の診療内科に行き、風邪の治療薬をもらい薬を飲みました。

二日経ちましたが・・・治らない。。

3、4日ほどすると急に咳が強く出始めました。
乾いた咳です。

熱も一向に下がらないので、数日後、診療内科にもう一度行き、診察を受けます。
風邪の治療薬に加え、今度は咳の薬も処方されました。

家に帰り、薬を飲んで眠ろうとしましたが、夕方になるにつれ、だんだん咳が酷くなってきて辛い。
特に夜には痰が絡んだ激しい咳が止まらず、呼吸もできないくらいの状態です。

眠ろうにも眠れない。眠れないから目だけでもつぶろうとしますが、今度はゼーゼーという自分の呼吸音が気になり眠れません。
その日は、殆ど眠ることができずに朝を迎えました。

あまりにも辛いので、翌朝、大学病院で検査してもらうことに。

レントゲン検査をされます。
肺のレントゲンを撮ると、白い綿あめのような煙のようなものが映っていました。

マイコプラズマ肺炎と診断されました。
近所の診療内科で風邪と診断されたので、風邪と思い込んで数日過ごしたのがいけなかったようです。
(早いとこ大きな病院に行き、診察してもらえばよかった。。)

医師には、マクロライド系の抗菌薬と気管支拡張薬を処方してもらい、服用を続けました。
(私が、マイコプラズマ肺炎に罹ったのは、1990年代でしたので、マクロライド系の抗菌薬でした。)

熱は、1週間ほどで下がりましたが、痰が絡まる激しい咳は3週間ほど続き、完治までに1ヵ月を要してしまいました。

12月中旬にマイコプラズマ肺炎に罹ったので、完治したのは新しい年の中旬です。
気管支拡張薬を飲み続けたおかげで、夜呼吸ができずに眠れないということもなくなり、救われました。
あの状態がずーっと続いていたら・・と思うと今でもぞっとします。

こうした私の過去の体験から、風邪のような症状が出たあと数日してから激しい咳が止まらない場合は、マイコプラズマ肺炎を疑い、呼吸器系の心療内科か大学病院などで検査をしてもらうようにしています。

おわりに

今回はマイコプラズマ肺炎と私の体験記を取り上げました。

これからの時期、マイコプラズマ肺炎の患者が増えていきますので、手洗いうがいを徹底しましょう。

誰にも私のように辛い思いをしてもらいたくありませんから。

咳・痰コラム記事一覧

五十音順からハーブ・成分で探す

亜鉛

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亜鉛は人間の身体を形成している微量元素であり、その数はおよそ約60兆個にもなるといわれています。

その細胞の成分は水や、たんぱく質、脂質、炭水化物、そしてミネラルです。そのなかでも人間が生命活動を行ううえで欠かすことができないミネラル成分のことを必須ミネラルといい、亜鉛はその必須ミネラルの微量元素です。
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アミノ酸

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アミノ酸とは、アミノ基とカルボキシル基の両方の官能基を有する有機化合物のことを指し、私たちの体を構成しているとても重要な栄養素の一つで、身体の約20%を占めているタンパク質をつくっているのがこのアミノ酸といわれています。
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アルギニン

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アルギニンはアミノ酸の一種であり、体内で自然に生成することが可能なグルタミン酸から生成される非必須アミノ酸です。

しかし、成人に達していない乳幼児期・成長期である場合、この自然に生成される生産量のみでは足りずに不足しがちであることが多いので準必須アミノ酸と分類されます。
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アルファリポ酸

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αリポ酸はビタミン様物質として扱われていますがこれはビタミンではなく、
ビタミンの定義とは微量で体内で代謝に重油おな働きをするものの、体内では生成することができない、または生成できても不十分な量のため、食べ物などから摂取をしなければならない化合物です。
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イチョウ葉

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イチョウとはおよそ2億5000年も昔から生息していたといわれており、恐竜が生息していた時代も然り、氷河期や間氷期にも多くの動物や食鬱が絶滅していくなかで、イチョウは姿、形をほとんど変えることなく成長をしていることから生きた化石と称されるほどの生命力を持っているのです。
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イノシトール

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イノシトールは体内ではグルコースから生成され、特徴としては甘みを持っているものの、他に甘みを持つ砂糖などの糖分とは異なり脂肪へ変換されずらいことにより、アルコールの一種として考えられています。
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カテキン

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カテキンとはポリフェノールの一種として知られていますが、ポリフェノールには様々な種類があり、カテキンはその中の一種でお茶に多く含まれている渋みや苦味の成分がこれにあたります。
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カルシウム

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ヒトの体内でもっとも多く存在しているミネラルこそがカルシウムで、成人の体重の1.5%といわれており、体内に存在するカルシウムのうち99%は骨や歯の構成成分となり、残りの1%で筋肉などの神経組織や、血液中に存在します。
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コリン

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細胞膜を形成する際に主となる成分であったり、細胞と細胞を結びつける役割をもっていたりなどと非常に大切な栄養素の1つです。
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シナモン

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抗菌作用や自律神経作用に働きかける、や血行の流れを良くする効果に働きかける作用があるといわれており、また血液中の脂質や糖質を減少させる効果があるといわれています。
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タウリン

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タウリンには体温、血圧、そして各臓器などにある細胞を一定に保つ働きを持つホメオスタシス作用があり、血圧やコレステロール、また血糖値などの基準値が高い方、他にも身体のむくみが取れないという方はこのタウリンが不足している可能性があります。
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テストステロン

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性欲生殖器の発育へ直接影響を与えることにより、筋肉や骨格の形成や、髭などの体毛などの成長を促すといわれており、男性の成熟期となる思春期にこのテストステロンによる兆候が見られます。
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ノコギリヤシ

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秋から冬にかけてオリーブほどの大きさになる赤黒い果実を実らせ、その果実からは男性の強壮、利尿、鎮静効果があるという民間君薬として長年使用されていました。
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ハイドロキノン

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シミの原因物質であるメラニン色素の生成を抑制する働きがあり、またメラニン色素を生成する細胞であるメラノサイト自体を減少させる働きがあります。

これにより、美白効果から、肌の漂白剤とこのハイドロキノンは称されているのですが、美白にはビタミンCが昔から効果があるということで有名でしたが、このハイドロキノンはなんとこのビタミンCの10~100倍もの美白作用があるといわれています。
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プラセンタ

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近年、サプリメント・美容液等などの化粧品に配合されている主な機能性成分としてこのプラセンタは注目を集めている成分です。

しかし、プラセンタを生体内でホルモン分泌の調整をする役割があるとことからホルモン剤と同じものであるという勘違いをされてることが多いのですが、ホルモン剤とは異なります。
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マグネシウム

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マグネシウムとは、約300種類以上の酵素の働きを助ける効果を持つミネラル<です。

体内では常に生合成や代謝ということが行われているわけですが、その働きにはこの成分が必要不可欠です。

植物が光合成をおこなう際には葉緑素(クロロフィル)といった物質の一部でもあり、人にも植物にもとても大切な栄養素です。
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メラトニン

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現代人の大敵『睡眠障害』ですが、不眠症でいうと厚生労働省の調査の結果、5人に1人が不眠症であると発表されています。

つまり、日本人の約20%は不眠症なのだそうです。

睡眠は非常に心身ともにとても重要です。健康には決して欠かすことができないものであり、睡眠をしっかりとることで免疫力を高める役割もあることが報告されています。
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葉酸

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細胞を増殖させるためのDNAやRNAといった働きを持つ一方で細胞分裂やその発育に必要とされているのが葉酸です。

妊娠を希望する女性や妊娠期の女性は積極的にこの葉酸を摂取すると良いといわれています。
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ヨウ素

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ヨウ素とは別名ヨードと称される甲状腺ホルモンの主原料なのですが、この甲状腺ホルモンとは新陳代謝の働きを促進させたり、成長期である子どもの成長ホルモンの成長効果に促進する働き掛ける効果を持つ、身体にはとても重要なミネラルです。
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レスベラトロール

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レスベラトロールとは、サンタベリーやぶどうなどの中に多く含まれている「ポリフェノール」の一種となっています。

ポリフェノールrは抗酸化力が強く、香料や色素としても利用される植物の総称となっています。
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ワカメ

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私たちがよく食べているのはワカメの葉の部分であり、さらに栄養価が高いとされているのが根元の部分の「メカブ」です。
生殖細胞が集まっている部分に当たるので、葉よりも栄養が詰まっているとされます。

ワカメを食品として食べている国は非常に少なく、日本か朝鮮半島のみとされています。
お隣の国「韓国」では国民1人あたりのワカメの年間消費量は、日本の3倍とも言われています。
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