PMS(月経前症候群)
2018.09/20

海外の女性と比べて日本の女性がピルを服用しない理由やその文化的背景を簡単にご説明します。

日本人のピル使用率は低い?海外との驚くべきその差

ピルの役割は

ピルは大きく分けて低用量ピルとアフターピルに分けられます。

どちらとも避妊薬としては用法用量を守って正しく服用していれば9割近い避妊率を誇るほか、低用量ピルには生理痛や月経前症候群(PMS)を和らげるという女性にはありがたい効果を有しています。

避妊目的というよりも、生理痛や月経前症候群といった女性特有の症状を抑えるために、普段から低用量ピルを常備する女性が増えています。

今回は、日本における、ピルの使用率に焦点を当ててご紹介していきたいと思います。

日本での使用率はわずか1~3%!?

1960年代に米国でピルが初めて開発されて以来、欧米では独身・既婚問わず女性の半数近くがピルを使用していたようです。

その後も使用率は先進国では増加の一途をたどり、平成25年に行われた国連の調査によると、フランスで約40%、ドイツで約37%、英国で約28%、また米国でもおよそ16%の女性がピルを使用していることがわかりました。
※欧米では避妊というとコンドームよりもピルが主流になっているようです。

一方、日本はというと、服用率はわずか1~3%を推移しており、他の先進各国と比較すると圧倒的に少ないことがわかります。

なぜ日本のピル使用率が低いのか?

数字にも表れている通り、日本でのピル使用率は他の先進国と比べて非常に低いといえます。

1つ目のピルが普及しない理由としてあげられるのは、ピルの副作用です。

ピルと他の医薬品や漢方薬、サプリメントとの相互作用に関する相談が多いようで、抗結核薬などの長期間の治療が必要となる医薬品との併用は問題があるものの、風邪薬や短期間治療で使用される医薬品であれば心配はないようです。

医薬品ということで、構えてしまい過敏に副作用を気にされてる方が多いのですね。

また2つ目の理由は日本でピルの認可が遅れたことでしょう。

欧米では1960年代から広く浸透していたにもかかわらず、日本では90年代後半に入ってから認可を受けるという、なんと開発から30年以上経過した後でのことでした。

そのため、いまだピルについて正しい知識が世の中で認知されず、一部では日本はピル後進国とも呼ばれているんだとか…。

しかし、ピルの避妊効果やその他の効果についてはWHO(世界保健機関)も推奨しているほどで、いまや主流となる避妊方法はピルであることは世界の常識となりつつあります。

日本ではピルに対して知識を持っている方が未だ少なく、欧米と反して日本ではピルを避妊以外での目的で使用される機会はとても少ないのは事実です。

ピルがどういったお薬なのかということを、日本国内の女性が知る機会が少ないことが、ピルが普及しない要因の1つでしょう。

副作用などデメリット面の誇張も手伝って、ピルに対して一般的にあまり健全なイメージを持っていないというところが「ピル後進国」と言われる所以かもしれません。

広まってきた月経困難症としての使用方法

女性が活躍する社会を作るうえで、企業や団体では月経不順による女性従業員の体調不良は無視できません。
企業によっては大事をとって生理休暇などを授けているところもありますよね。

それに加えて働く女性自身も月経前の体調不良、生理痛、また過多月経などに対応するためにピルを服用する方が年々増えており、月経困難症を抑える薬としては以前と比べてかなり認知されてきました。

しかし、未だ多くの女性が社会進出をするにあたって、女性のための社会制度の改革がなかなか日本で進んでいないのは問題ですね…。

欧米では月経前症候群や生理痛緩和の目的でピルが使用されている

欧州や米国では月経前症候群や生理痛緩和のため、ピルが使用される機会が多いです。

「月経をコントロールできる」、「生理特有の不快感を取り除ける」、「ニキビ予防になる」などのメリットを各々が享受し、仕事やスポーツ面でもより良いパフォーマンスが発揮できるうえ、女性が社会的に業績を上げることで国全体の経済にも好影響をもたらしているのではないか、とまで言われています。

日本と異なり、欧米では一般大衆薬品として薬局で手軽に買えるのも一因と言えるでしょう。

ピルを使用するメリットを知ろう

ピルはしっかりと服用すればその性質上、9割を超える確率で避妊することができ、生理痛や月経前症候群を抑える作用まであるという女性にとって大変うれしい2つの効果があるのです。

もちろん副作用の心配もありますが、その確率はかなり低く、吐き気、頭痛、むくみなどが起こったとしても2~3か月後には治まっていることがほとんどです。

重篤な副作用である血栓なども僅かに生じる可能性はありますが、クリニックで処方すればリスクがある方には事前に詳しい説明や忠告がありますし、発症する可能性が高いと診断されればそもそも服用自体を止めらます。

心配な方はまずはじめにお近くのクリニックに足を運ばれると良いでしょう。

ピルを普及させるために

私たちにできることは皆さんにピルのメリットやデメリットを公開し、できる限り正しいピルの効果を知っていただくことです。

少しずつでも皆さんの生活習慣の改善をはじめ、健康的に過ごせるようになって頂けると幸いです。

PMS(月経前症候群)コラム記事一覧

五十音順からハーブ・成分で探す

亜鉛

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亜鉛は人間の身体を形成している微量元素であり、その数はおよそ約60兆個にもなるといわれています。

その細胞の成分は水や、たんぱく質、脂質、炭水化物、そしてミネラルです。そのなかでも人間が生命活動を行ううえで欠かすことができないミネラル成分のことを必須ミネラルといい、亜鉛はその必須ミネラルの微量元素です。
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アミノ酸

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アミノ酸とは、アミノ基とカルボキシル基の両方の官能基を有する有機化合物のことを指し、私たちの体を構成しているとても重要な栄養素の一つで、身体の約20%を占めているタンパク質をつくっているのがこのアミノ酸といわれています。
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アルギニン

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アルギニンはアミノ酸の一種であり、体内で自然に生成することが可能なグルタミン酸から生成される非必須アミノ酸です。

しかし、成人に達していない乳幼児期・成長期である場合、この自然に生成される生産量のみでは足りずに不足しがちであることが多いので準必須アミノ酸と分類されます。
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アルファリポ酸

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αリポ酸はビタミン様物質として扱われていますがこれはビタミンではなく、
ビタミンの定義とは微量で体内で代謝に重油おな働きをするものの、体内では生成することができない、または生成できても不十分な量のため、食べ物などから摂取をしなければならない化合物です。
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イチョウ葉

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イチョウとはおよそ2億5000年も昔から生息していたといわれており、恐竜が生息していた時代も然り、氷河期や間氷期にも多くの動物や食鬱が絶滅していくなかで、イチョウは姿、形をほとんど変えることなく成長をしていることから生きた化石と称されるほどの生命力を持っているのです。
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イノシトール

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イノシトールは体内ではグルコースから生成され、特徴としては甘みを持っているものの、他に甘みを持つ砂糖などの糖分とは異なり脂肪へ変換されずらいことにより、アルコールの一種として考えられています。
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カテキン

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カテキンとはポリフェノールの一種として知られていますが、ポリフェノールには様々な種類があり、カテキンはその中の一種でお茶に多く含まれている渋みや苦味の成分がこれにあたります。
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カルシウム

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ヒトの体内でもっとも多く存在しているミネラルこそがカルシウムで、成人の体重の1.5%といわれており、体内に存在するカルシウムのうち99%は骨や歯の構成成分となり、残りの1%で筋肉などの神経組織や、血液中に存在します。
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コリン

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細胞膜を形成する際に主となる成分であったり、細胞と細胞を結びつける役割をもっていたりなどと非常に大切な栄養素の1つです。
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シナモン

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抗菌作用や自律神経作用に働きかける、や血行の流れを良くする効果に働きかける作用があるといわれており、また血液中の脂質や糖質を減少させる効果があるといわれています。
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タウリン

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タウリンには体温、血圧、そして各臓器などにある細胞を一定に保つ働きを持つホメオスタシス作用があり、血圧やコレステロール、また血糖値などの基準値が高い方、他にも身体のむくみが取れないという方はこのタウリンが不足している可能性があります。
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テストステロン

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性欲生殖器の発育へ直接影響を与えることにより、筋肉や骨格の形成や、髭などの体毛などの成長を促すといわれており、男性の成熟期となる思春期にこのテストステロンによる兆候が見られます。
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ノコギリヤシ

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秋から冬にかけてオリーブほどの大きさになる赤黒い果実を実らせ、その果実からは男性の強壮、利尿、鎮静効果があるという民間君薬として長年使用されていました。
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ハイドロキノン

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シミの原因物質であるメラニン色素の生成を抑制する働きがあり、またメラニン色素を生成する細胞であるメラノサイト自体を減少させる働きがあります。

これにより、美白効果から、肌の漂白剤とこのハイドロキノンは称されているのですが、美白にはビタミンCが昔から効果があるということで有名でしたが、このハイドロキノンはなんとこのビタミンCの10~100倍もの美白作用があるといわれています。
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プラセンタ

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近年、サプリメント・美容液等などの化粧品に配合されている主な機能性成分としてこのプラセンタは注目を集めている成分です。

しかし、プラセンタを生体内でホルモン分泌の調整をする役割があるとことからホルモン剤と同じものであるという勘違いをされてることが多いのですが、ホルモン剤とは異なります。
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マグネシウム

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マグネシウムとは、約300種類以上の酵素の働きを助ける効果を持つミネラル<です。

体内では常に生合成や代謝ということが行われているわけですが、その働きにはこの成分が必要不可欠です。

植物が光合成をおこなう際には葉緑素(クロロフィル)といった物質の一部でもあり、人にも植物にもとても大切な栄養素です。
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メラトニン

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現代人の大敵『睡眠障害』ですが、不眠症でいうと厚生労働省の調査の結果、5人に1人が不眠症であると発表されています。

つまり、日本人の約20%は不眠症なのだそうです。

睡眠は非常に心身ともにとても重要です。健康には決して欠かすことができないものであり、睡眠をしっかりとることで免疫力を高める役割もあることが報告されています。
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葉酸

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細胞を増殖させるためのDNAやRNAといった働きを持つ一方で細胞分裂やその発育に必要とされているのが葉酸です。

妊娠を希望する女性や妊娠期の女性は積極的にこの葉酸を摂取すると良いといわれています。
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ヨウ素

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ヨウ素とは別名ヨードと称される甲状腺ホルモンの主原料なのですが、この甲状腺ホルモンとは新陳代謝の働きを促進させたり、成長期である子どもの成長ホルモンの成長効果に促進する働き掛ける効果を持つ、身体にはとても重要なミネラルです。
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レスベラトロール

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レスベラトロールとは、サンタベリーやぶどうなどの中に多く含まれている「ポリフェノール」の一種となっています。

ポリフェノールrは抗酸化力が強く、香料や色素としても利用される植物の総称となっています。
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ワカメ

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私たちがよく食べているのはワカメの葉の部分であり、さらに栄養価が高いとされているのが根元の部分の「メカブ」です。
生殖細胞が集まっている部分に当たるので、葉よりも栄養が詰まっているとされます。

ワカメを食品として食べている国は非常に少なく、日本か朝鮮半島のみとされています。
お隣の国「韓国」では国民1人あたりのワカメの年間消費量は、日本の3倍とも言われています。
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